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【劉げ】りゅうげ
 劉備[161-]が中心になって成都辺りで統治する地域。
 曹魏・孫呉に対抗して、劉備が自分の字の玄徳の頭文字『げ』を付けた。
 しかし今のところ公募などを行っているが未だ『げ』の当て字が決まらない。
 既知の通り本来の名前は蜀。
 全体的に男気にあふれ、演歌やヒゲを愛する漢たちのパラダイス。
 そしてパンダが多い。
姜維 【劉げ・人物/姜維キョウイ[202-]】
字:伯約

 生まれは西北、天水冀県の牛飼い少年。
 仕官してもともとは曹魏にいたが、諸葛亮の目力(めぢから)に圧倒されて劉げに降る。
 歳も若く鋭気に溢れているので諸葛亮たちに後の劉げの将来を託されるが、老将黄忠の影響か、味覚や考え方が非常に爺くさいのでそっち方面で心配されている。
 幼い頃に役人の父を戦で失い母親の腕ひとつで育った為非常に母親思い。「前略、母さん」から始まる手紙を毎月欠かしたことが無い。

趙雲 【劉げ・人物/趙雲チョウウン[?-229]】
字:子竜
 若い頃から就職先を転々としリクルート活動を続けながらようやっと劉備に実力を見込まれ劉げの将軍となる。長坂では劉備の息子劉禅(BABY)を救う為曹操の大群100万の中を単騎で突破した伝説をもつ、肝力(きもぢから)に優れる勇将。後に五虎将軍の一人に数えられる。生真面目でイケメンだが、奥手なので生まれてこのかた女のコと付き合った事が無いのが悩み。劉げの武将たちも一応気にかけ、女性と接する機会がある度に「ウチの趙クン、いいよ。どう?」とさりげなく薦めてみるが、劉げは熟女しかいないうえヤブヘビである。
 性格上断れず、劉げの代表としてしょっちゅう中原スポーツ大会にかり出され、孫呉の孫策と毎回タイトルを争う。
徐庶 【劉げ・人物/徐庶ジョショ[177?-]】
字:元直
 あの郭嘉荀攸と同じというか、知性派メッカ穎川郡(河南省許昌市)出身。当初義侠心に溢れる剣術のプロだったので友人の敵を討ってやったら刑吏に捕まってム所に入れられてしまう。しかし仲間が助けてくれて逃亡に成功。流石にヤバイと思ったのかイメチェンをしたかったのか、その後単福(ぜんふく)と名前を変え司馬徽センセーのところで学問に打ちこんでみたところ楽しかったので『まあ、まんざらじゃねえな』とか思ったりする。  同じ頃パッとしてなかった自分の陣営に軍師を招こうと捜していた劉備と知り合い、ついでにフトモモに贅肉がついて半泣きだった彼をシェイプアップさせる事に成功、色んな意味で信頼を得る。が、やはりそんな彼も人材マニア曹操に目をつけられ、曹魏に居た母親のため泣く泣く劉げを離れる。空いた自分の軍師ポストとして天才臥竜諸葛亮を推薦したが、その諸葛亮が既にプチヒキコモリになっていた事を徐庶は知らなかった。以降、劉備たちは諸葛亮の所に通い詰める事になる。
劉備 劉げ・人物/劉備リュウビ[161-223]
字:玄徳
 実は河北省(北京)辺りの出身、後に三国のひとつといわれる劉げ、もとい蜀を建国し初代君主となった漢(おとこ)。常にビンボーな生活をしていたが蓆織りや草履編みのプロだったことに加え周りがほっとけない人物。15歳の時に廬植というセンセーのところで学び、親戚の劉徳然、遼西の公孫瓚とクラスメートだった。ちなみに学費は劉徳然の父ちゃんに出してもらった。でも当時、彼は学業よりも狩猟や音楽、ファッションの方が気になる今時の若者だった。二十代の頃に肉屋の張飛と穀物屋の関羽の揉め事を商店街で偶然見かけて仲裁し、その後仲良くなり義兄弟となる。普段は腰が低く非常に義の心にアツいが、大好物の辛いものを食べると性格が一変し「え〜?敵に囲まれちゃったよ関ちゃん?どうすんの?」や「え〜?あそこで戦うの?足場悪いじゃん、やだよ〜」という口調の性格になってしまうが、戦闘能力は30倍になる。一番不安なのが、本人がその事に気付いていないことである。諸葛亮はそれを策にふまえつつ、彼を非常時の最終兵器として活躍させるために日々試行錯誤している。