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【OPENING・夢と自由の旗幟のもと】

錬金術という学問があった。
最初に始めた者の名など、何処の賢者も定かには知らない。

それはいつからか、新たな学問としてこの世界に新たな知識と豊かな生活をもたらした。
元素から新しい物質を生み出す力、
物質に命を吹き込む力、
時には物理的な力を生み出す魔術、
時には、無から新しい生命を生み出す力。
それはいずれも、人間たちの手によって成されて来たものだった。
そして、「新たなる"夢"」を創り出して行った。

だがしかし、どんなに時が過ぎようと、忘れてはならない。

―その"夢"はすべて、それを創り出す人間たちの心の中にあるという事を。